今回は「慶応高校野球部の推薦内申点は38以上!頭いいし偏差値も高い?」と題して、慶応高校野球部は頭がいいのか?推薦の内申点や偏差値、留年について調査しました!
夏の全国高校野球で慶應高校が野球部が103年ぶりに決勝進出を果たしましたね!
そんな慶應高校の野球部の偏差値は実際高くて頭がいいのでしょうか?
野球部レギュラーの大半が推薦入試ですが、その推薦入試を通過するには内申点は38以上必要でそう簡単なものではないのです!
また慶應高校の野球部は留年をよくするの??ということもみていこうと思います!
この記事では以下についてまとめます。
それでは本題です!
慶応高校野球部|推薦の内申点や基準は甘くない!
慶應高校野球部のレギュラーメンバーは推薦枠で入学した人がほとんどですが、その推薦枠は決して甘いものではなく、「野球だけできれば良い」というものでもありません。
偏差値76までの学力はないかもしれませんが、慶應高校の野球部に推薦入試で入った生徒も「頭がいい」ということは言えます。
それを裏付けるものとして、推薦入試の内容についてみていこうと思います。
まず、慶應高校の「推薦入試」は「野球推薦」などの”枠”はありません。
推薦入試での入学してくる生徒は40人程度。
その中で、一学年約10人ほど野球を志して入学してくるのだとか。
【推薦入学人数】
40人程度(「スポーツ推薦」や「学力推薦」などの枠はない)
※毎年この中から10人ほどが野球部を志して入学
【推薦出願基準】
- 中学3年次の9教科の成績合計が5段階評価で38以上である者
- 運動・文化芸術活動などにおいて、顕著な活動がある者
上記の条件からは、中学生時代部活動などだけでなく、学業もしっかり頑張ってきて成績がよかった人物ということはわかります。
推薦を目指して多くの学生が志願してくる中で、「内申点が38以上」という条件ではありますが、内申点がALL5近くないとダメかもしれないですよね。
おまけに、「運動や文化芸術活動での顕著な活動」とありますが、全国トップクラスだったり何か全国的な賞に入賞してないと難しかもしれません。
公立高校だったら学区のトップ校に入れるレベルの学力ないとかもだよね!?
これに加えて二次審査は、作文・集団討論・個人面接。
推薦で入学した現役部員に聞くと「作文はガチで準備しました」「面接に向けては中学時代に学んだことと、高校でどんな3年間を送りたいか自己分析しました」と“就活”を思わせる対策をしていた。慶応の選手はインタビューの受け答えも快活で知られているが、このような訓練を経ているからと考えると合点がいく。
yahooニュース
相当練習し訓練したのですね。
推薦だからって「野球だけ頑張った」「ちょっと勉強も頑張った」だけでは無いことがわかります。
現に森林監督も次のように話しています。
“野球も勉強も両方頑張った子”が入ることで多様性が生まれているのだと思います」
Number Web
「勉強と野球を頑張った子」が推薦入試を経て慶應高校の野球部で活躍をしているのです。
二次試験についても次項より詳細を見てみようと思いますが、生半可なものではないということが伺えます。
推薦入試で入学してきた慶應高校野球部のメンバーが偏差値70あるかどうかは正直わかりませんが、近い偏差値はあり頭がいいということは間違いないと考えます。
それにしても慶應高校の推薦入試は社会人になった時も、有効に活用できそうなものですね。
慶応高校野球部|推薦入試-作文
慶應高校の推薦入試に受かるためには、作文の二次試験が用意されています。
- 作文の試験時間は30分間
- 設問について400字以内で自らの意見を論述
問題内容は「あなたが考えるリーダーについて」など、志願者の物事に対する姿勢や考え方を問う内容が多いということです。
中学卒業時点で、量は多く無いのですが、短い時間で自分の意見・考えを文章で表現する力が必要ですね。
慶応高校野球部|推薦入試-集団討論
慶應高校の推薦入試に受かるためには、集団討論の二次試験が用意されています。
- 集団討論の試験時間は20分間
- 1グループ6人で行われる
- ディベートではなく参加者が協力し良い結論を導き出すことが目的
討論のテーマは「近年社会で起きている出来事や問題」が取り上げられることが多くなっていると言います。
短い討論時間の中で、グループ内の自分なりの貢献の方法を見つけるという…
やっぱり頭の回転が早く機転が効く頭の良さが必要になってきますよね。
慶応高校野球部|偏差値が高く頭いい!?
慶応高校野球部のレギュラーは多くが推薦枠での入学なので、実際の偏差値はわかっていません。
慶應義塾高校自体の偏差値は76で難関高だということは、有名ですね。
慶應高校の野球部の偏差値は、一般で入学した学生に及ぶ程ではないかもしれないですが、偏差値は高く頭がいいということが言えそうです。
こちらの根拠は以下の3つです。
- 一般入試から入学した生徒も入部!
- 推薦枠も狭き門!
- 野球部だからって入学後の特別扱いなし!
これらの理由から、慶應高校の野球部は偏差値は高く頭がいいということが言えます。
この野球部が「偏差値が高くて頭がいい」と考えられる根拠をそれぞれ見ていきましょう。
慶応高校野球部|一般で入学した生徒も入部!
慶應義塾高校の野球部には、一般入試で入学した学生も野球部に入れるので、偏差値が高く頭がいいとされる生徒も入部していることになります1
慶應高校に入学するには3つの方法があるみたい!
一般入試、帰国子女入試、推薦入試。
この3つのパターンがあるんだって〜!!
あとは内部進学だよね。
そしてその難関な「一般入試」を突破して慶應高校に入学し野球部に入部する割合は3割もいるのです。
野球部員は1学年35~40人くらいで、推薦は2~3割程度です。一般入試を突破して入ってくるのが3割程度、中学から上がってくる内部進学組が4割という感じです。
Number Web
このことからおのずと、野球部全体の偏差値は上がりますね。
なんといっても偏差値76の難関高校の入試を突破した学生が野球部に3割もいるのですから。
慶應高校野球部は、偏差値が高くて頭がいいということが言えそうですね!
一方で、野球部のレギュラーは推薦枠で入学した選手が大半といいます!!
レギュラーになるのは大半が推薦枠で入った選手です。当然ながら、中学時代に全国大会に出たなどハードルを越えてきた推薦枠の選手が、レギュラーになる確率は高いです。
ただ、一般入試や内部進学でレギュラーになる子もいます。今夏の3年生で背番号1をつけたのは内部進学で上がってきた子ですし、4年前の夏の甲子園で8、9番を付けた子も内部進学でした。 いろんなルートで入ってきた選手がミックスされているのが、うちの学校の良さかなと思います。
Number Web
その年によって、一般入試や内部進学でレギュラーになっている生徒もいるようでが、やっぱり例年多いのが、推薦入試で入学してきた生徒がレギュラーということ。
慶應高校の「一般入試」の偏差値76という頭の良さは、及ばないかももしれませんが、この「推薦入試」というのも、生半可なものではないようです。
慶応高校野球部|推薦の内申点や条件も狭き門!
前述しましたが、慶應高校野球部の推薦入試の枠も狭き門で、募集の条件も簡単なものではありませんでしたね。
推薦入試では40名が募集人数で、その中から毎年10人ほどの学生が野球部を目指して合格します。
内申点は38以上で森林監督も以下のように語っています。
オール4で5が2つ以上、それに加えて学業以外の顕著な実績が必要というレベルです。
Number Web
推薦の内申点に加えて、中学校時代のスポーツや文化的な活動の実績というよりは、面接などで個々を見られています。
「個人面接と集団面接があります。志望理由をはっきり話すことができて、作文の出来も良かった子が受かります。野球の実績や選手としての能力は、ほとんど考慮されていないんです」
Number Web
つまり、慶應高校に推薦入試で受かるには、野球だけできていれば良いわけではない。
むしろす野球とかの成績よりも、面接や集団討論などの場で自分の頭を使ったアピールが必要になるんだね!!
ちょっと意外!
やっぱり慶應高校の野球部に推薦入試で入ったから頭が悪いということは決してないと言えます。
むしろ頭がいいでしょう!!
慶応高校野球部|入学後の特別扱いなし!
そして慶應高校野球部が頭がいいと言える理由3つ目は、入学後「野球部だから」という理由での特別扱いがないということです。
これは次項の「留年」にもつながる話ですが、どんなに野球を頑張っていて成績を残しても、慶應高校で学業面で点をきちんと取れていなかったら、認めてもらえない!ということになります。
つまり、即留年。
従って、慶應高校野球部のメンバーは一般入試の偏差値76で入学してきた学生と同じように、教科で点を取り進級していく必要があるということです。
野球を必死に頑張りながら学業も…なんてすごいんだ。
この特別扱いをされないというあたりからも、慶應高校野球部のメンバーは頭がいいということがわかりますね!
慶応高校野球部|留年するのは進級の難しさから!
元巨人の清原選手の清原勝児さんも慶應高校で「留年した」と話題になっていましたね。
やっぱり慶應高校の野球部は頭がいいわけでは無いのでしょうか?
それは、野球部が頭が悪いのではなく慶應高校では進級するのが難しいからです。
どの入試方法で入学したとしても、点数が足りなければ留年が当たり前のように決定します。
進級するにあたって「野球部だから点数が足りなくても免除」という特別扱いもありません。
慶應義塾幼稚舎(小学校)時代から清原勝児さんを知る、森林貴彦監督は以下のように話しています。
「もう一回、1年生をやっています(笑)。単位制の大学とは異なり、塾高では全科目の成績の平均値みたいなものが足りないと留年になる。」
(中略)
塾高や早稲田実業のように文武両道を標榜する伝統校で「留年」は決して珍しいことではない。
NEWSポストセブン
当然、勉強でもテストの点数に下駄をはかせるなど、特別扱いはしません。仮に下駄をはかせて進級させたとしても、結局上の学年で立ち行かなくなってしまいます。入り口の段階で生徒の資質をしっかり見るしかないんですね
Number Web
このことからもわかるように、「推薦入試」で入学してきた慶應高校の野球部の生徒も偏差値76で入学した生徒と同じくらいまでの学力を求められ、頑張っているということがわかります。
まさに文武両道!!
かっこいいな〜
Yahoo知恵袋でも以下のような慶應高校卒業生の証言もありました。
入学後は受験勉強をするわけではないので、それほどスポーツ推薦の学生との学力差を強く感じる機会はありませんでした。同級生を見る限りでは、スポーツ推薦でも学力や人格が厳しく審査されているのだろうと感じています。
(中略)
私が在籍していた10年くらい前の話ですが、全体で毎年5%〜10%くらいが留年していました。ただし、授業や試験が特別に厳しいわけではなく、部活に入っていても真面目に勉強して留年した人は見たことがないです。
yahoo知恵袋
慶應高校は留年する生徒は毎年5〜10%もいたなんて、結構あっさり留年が決まり珍しいことでも無いのかもしれないですね。
点数が足りなければ留年ということはありますが、慶應高校野球部のレギュラーは「推薦入試」ということは関係なく、みんな学力が高く頭がいいということが言えます。
まとめ
さて今回は「慶応高校野球部の推薦内申点は38以上!頭いいし偏差値も高い?」と題して、慶応高校野球部の学力、偏差値や推薦の内申点や留年について調査しました!
慶應高校の推薦入試もただスポーツができればいいという生半可な易しいものではありません。
文武両道ということで、学業もスポーツもトップレベルで成績もった生徒かつ内申点も38以上の学業も頑張ってきた生徒が条件です。
慶應高校の野球部の偏差値は詳しくはわかっていません。
しかし慶應高校野球部には偏差値76の一般入試を経て入学してきた部員が3割ほどいますので、野球部全体の偏差値と考えると高いと言えます。
一方で、慶應高校の野球部レギュラーの大半は推薦入試を経て入学してきた生徒です。
この慶應高校野球部レギュラーの多くが経た「推薦入試」であっても一般入試の偏差値76には及ばないかもしれませんが、頭がいい学生だと言えます。
慶應高校では留年は、点数が足りなければ簡単に留年になってしまう学校です。
慶應高校の野球部が頭が悪いから留年になるというわけではありません。
また逆に野球部だから点数が加算されるという特別扱いもありません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント